取り換えには、ウン十万円かかるのはかなり痛い。それに、今後この家に住み続けるかも分からい。よって給湯器は放置することにした。キッチンでお湯を使用した記憶もないので、お湯が瞬時に出なくてもまったく影響はないのである。
しかしながら、風呂に入るためにはお湯が必要である。そこで目を付けたのが、電気で手軽に風呂が沸かせる風呂専用ヒーターである。“風呂バンス”とか“湯沸かし太郎”と云う商品名で検索すればワンサカ出てくる。
ところが、悪い評価もワンサカ出てくるのである。すぐに故障すると云った評判が大半を占めている。使用方法に問題があるのかもしれないが、それでも評判はよくない。
それでは、もっとシンプルな“投込ヒーター”はどうだろうか?ネットで検索すると、なかなかよい評価であり、風呂を沸かすために使用しているユーザーも多いのがわかる。それに、専用ヒーターよりもかなり安価で手に入る。作りが非常にシンプルなので、故障も少ないようだ。
筆者が今回購入したのは、「フジマック 投込ヒーター800W サーモ付 SH-840」である。サーモスタット付きなので、放置しても風呂が沸騰することはない。熱めに沸くだけである。
さて、気になるのが電気代である。肩がしっかりお湯につかる水位を確保した場合、風呂が沸くまでに約6時間程度かかる。これは冬場のことであり、夏場であれば時間は2時間程度だろうと考えている。
電気代は、以下の通り。
0.8KW x 6H x 28円/KWH (3段階の一番上で計算) x 30日 = 4,032円
LPガス代と比較しても安いくらいかもしれない。こうなると、LPガスの基本料金 1,700円 である。キッチンをLPガスからカセットコンロとか電気コンロとかに変更すれば、LPガスは解約でき、基本料金がそのまま浮くことになる。これは今後の検討課題である。
※保温シートを使用すると熱効率がかなりよくなる。
※気温・水温・水量によっては、上記の計算結果とは大きく異なる可能があるので要注意。