便座取付穴ピッチが14センチでなく規格外だけど温水洗浄便座「INAX CW-RL1」を取り付ける

注文編

昨今の温水洗浄便座は、便座取付穴ピッチが14センチでないと取り付けができない。我が家は、ロータンク・便器が一体型のシャワートイレ「INAX M1/L12」であり、便座取付穴ピッチが規格外の24センチである。10年前にシャワーノズル(便器の穴からノズルがでる構造)が故障したので、「INAX CW-K41」を取り付けることになった。このときに、メーカー任せで・・・薄いアルミ板に本体固定プレートを金具で留めて、そのアルミ板を便器に固定。

※当時、作業は見ていないので推測。
※強固にハメ込まれているためアルミ板の取り外しはできない。
※アルミ板の下は空洞のようだ。


費用は、工賃込みで確か7万円程度だったと記憶している。この「INAX CW-K41」も10年経過で水漏れするようになり交換することに。今回は経費削減で「東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ パステルアイボリー SCS-T160」と云う機種にした。とにかくコストパフォーマンス重視だ。



翌日、取付手順をネットで確認していると、水回りの接続部分の規格が我が家と異なるようで、最悪追加部品が必要になる嫌な予感がしてきた。また、東芝製のこの機種は、実は製造元が韓国のサムスンでアマゾンのレビューをじっくり確認すると、耐久性に問題があることが判明した。製造メーカーが異なるので本体固定プレートの問題も大きい。

そこで、発送前だったのでキャンセルして、「INAX 【日本製で3年保証&キレイ便座の貯湯式】 温水洗浄便座 シャワートイレ オフホワイト CW-RL1/BN8」に注文しなおした。当初はこちらの機種にする予定だったが、安さにつられて東芝に変更した経緯がある。同じINAXであれば、水回りの接続部分の規格は同じなので、本体取り付けだけで済む。但し、本体固定プレートの問題は残る。ただ、取り付け手順が「INAX CW-K41」と同じなので、本体固定プレートがそのまま利用できるかもしれないと云う期待は大きい。規格が異なると大変な作業になる可能性大である。



取り付け編

製品が届いたので、早速取り付けにかかる。真っ先に本体固定プレートを確認すると・・・規格が全く違う!!仕方がないので、前のプレートを金切鋸刃で切断除去する。アルミ板の取り外しが不可能なのでこの方法しかない。


次に、新しい本体固定プレートを取り付ける。アルミ板側の留め金具が本体固定プレートに入らないので、金切鋸刃で加工する。そして、完全密着するようにアルミ板に取り付ける。


付属部品は一切使用せず、本体の交換だけで取り付け完了。アルミ板の影響か?便座の上げ下げで多少グラつきがあるが、気になるほどではない。


取り付けにかかった時間は、2時間程度。最後に、保証期間を3年に延長するために、ホームページで所有者登録を行う。


便座取付穴ピッチの問題はあったが、なんとか取り付けができてよかった。
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